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ぼくのねじはぼくがまく
岩崎京子氏「どれも幼児が体験する日常性ですが、ちょっと視点をずらすと、こうもいきいき新鮮なおはなしになるのですね。みずかみかずよさんの魔法です。みずかみかずよさんは詩も童話も、やさしいわかりやすいことばで書いています。しかし気がつくと、いつのまにかみずかみさんの世界に、私たちはいるのです。」
1 ぼくのねじはぼくがまく
2 さあ はやく
3 どこかに なく子は いないかな
4 ふとんまきずしは たべられない
5 風の とおせんぼ
6 木も 草も 石も トメさんも
7 よっちゃんは さみしがり
8 ホタルの 道あんない
1935-1988
福岡県八幡市(現北九州市八幡東区)生まれ。福岡県立八幡中央高校卒業後、兄が経営する私立尾倉幼稚園に勤務。童話、詩の創作を始め、児童文学同人誌「小さい旗」に参加。1958年水上平吉と結婚。
主な作品に、『馬でかければ』『みのむしの行進』『こえがする』『小さな窓から』『うまれたよ』『きんのストロー』『子どもにもらった詩のこころ』『歌集生かされて』『南の島の白い花』『ごめんねキューピー』『ぼくのねじはぼくがまく』など。
1974年、読売新聞社など主催の「愛の詩キャンペーン」に応募した「愛のはじまり」で金賞一席を受賞。81年、夫平吉とともに北九州市市民文化賞を受賞。96年『みずかみかずよ全詩集いのち』で第5回丸山豊記念現代誌賞を受賞。
詩9篇が教科書に採用され、『おぼえておきたい日本の明詩』に「馬でかければ」が掲載されるなど、没後も広く読まれている。
1941年愛媛県瀬戸内うまれ。
今治タオル立ち上げに関わり今治タオル名誉ソムリエ。
1976年『とうさんかあさん』(日本の絵本賞受賞)以来何気ない日常の中から独特の世界を創り出している絵本作家・紙芝居作家。主な絵本に、ロングセラーの『おかあさんがおかあさんになった日』(サンケイ出版文化賞)『おとうさんがおとうさんになった日』『せとうちたいこさんデパートいきタイ』(日本絵本賞)『せとうちたいこさんふじさんのぼりタイ』等たいこさんシリーズ。『おつきさまひとつずつ』、『こちょこちょこちょ』、赤ちゃんが大好きな『まんまんぱ!』はブックスタートにも選ばれ、諫早湾を舞台にした『海を返して!』(以上童心社)『ひらがなにっき』(解放出版)は話題をよぶ。『狐』(偕成社)『げんこつやまのたぬきさん』(のら書店)『いちわのからす』(福音館書店)『いのちはみるよ』(岩崎書店)『ブルタちゃんのコロッケグー』(世界文化社)など絵本作品多数。
また『ねこのたいそう』『ころころじゃぽーん』『くわず女房』『おひさまにこにこ』など紙芝居作品多数。
エッセイ集に『不思議とうれしい』『演じてみようつくってみよう紙芝居』(右手和子・やべみつのり共著)『かこさとしの手作り紙芝居と私――原点はセツルメント時代』(以上石風社)。
日本児童文学者協会、日本出版美術家協会、JBBY、絵本学会、日本ペンクラブ、紙芝居文化推進協議会、紙芝居文化の会等の会員。
紙芝居文化推進協議会会長を長年務める。久留島武彦文化賞受賞。鎌倉市在住。