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いのち
みずかみかずよ全詩集
みずみずしいこどもの魂をもって、生きとし生きるものへの愛と共感をうたいつづけた詩人・みずかみかずよの全詩業。心があったかくなる生命(いのち)への讃歌。
丸山豊記念現代詩賞受賞
1 うたう
2 燃える樹
3 金のストロー
4 みみずのうた
5 あかいカーテン
6 ゆれうごくもの
7 愛のはじまり
8 海辺の別れ
9 とべたらば
10 窓の外へ
11 生かされて
あとがき みずかみかずよ年譜
1935-1988
福岡県八幡市(現北九州市八幡東区)生まれ。福岡県立八幡中央高校卒業後、兄が経営する私立尾倉幼稚園に勤務。童話、詩の創作を始め、児童文学同人誌「小さい旗」に参加。1958年水上平吉と結婚。
主な作品に、『馬でかければ』『みのむしの行進』『こえがする』『小さな窓から』『うまれたよ』『きんのストロー』『子どもにもらった詩のこころ』『歌集生かされて』『南の島の白い花』『ごめんねキューピー』『ぼくのねじはぼくがまく』など。
1974年、読売新聞社など主催の「愛の詩キャンペーン」に応募した「愛のはじまり」で金賞一席を受賞。81年、夫平吉とともに北九州市市民文化賞を受賞。96年『みずかみかずよ全詩集いのち』で第5回丸山豊記念現代誌賞を受賞。
詩9篇が教科書に採用され、『おぼえておきたい日本の明詩』に「馬でかければ」が掲載されるなど、没後も広く読まれている。
1932年山口県生まれ。北九州大学卒業。児童文学誌「小さい旗」主宰。 日本児童文学者協会評議員、日中児童文学美術交流センター理事。北九州市民文化賞を妻かずよとともに受賞。 編著『みずかみかずよ全詩集いのち』で丸山豊記念現代詩賞を受賞。訳書『おさげのパオチェン』『雪原のうさぎ』、共訳『ニーハオ!小坡』、編著『福岡の童話』などがある。近作に『かずよ──一詩人の生涯』がある。