紹介
阿部謹也氏──「樋口さんの普段の姿に接していると、詩人であることを感じさせないがそれは私たちが詩人であることになんらかの印を見ようとするからである。……日常生活の中で樋口さんは詩人なのであり、それだから詩人くさくないのだ」
目次
夜の庭 春のゆうれい 天使のお通り 夏休み 帽子の理由
バベルの部屋 旅とはいっても 雲の本棚 屠書館パート日記
転居通知 画皮に逢ったら 忘れ星 杞憂曲 わたしの叔父さん くらげの自己責任
ほか
著者
樋口伸子
ひぐち・のぶこ
ひぐち・のぶこ
1942年熊本県人吉市に生まれる。
西南学院大学(英文科)中退後、早稲田大学(第二仏文科)卒業。
主な同人詩誌、「蟻塔」を経て「六分儀」「耳空」に参加。
既刊詩集、『1284年の風──ハーメルンの笛ふき男』(小冊子)『夢の肖像』『図書館日誌』『あかるい天気予報』
福岡県福岡市在住。
石風社より発行の関連書籍
はにかみの国 | |
あかるい黄粉餅 | |
身世打鈴(シンセタリョン) | |
詩集 あかるい天気予報 |